ここのところ、ドラマについてのブログが、少なかったと思います。理由は単純で、いくつかを除いて、これはというドラマが少なかったからです。
そんな時、久しぶりに、NHKのBSで、私好みのドラマが放送されました。それが、「まぐだら屋のマリア」です。原作は、原田マハです。合計3時間の前後編です。
北海道の架空の町に、藤原季節扮する紫紋が辿り着きます。彼は、元々東京の老舗の料亭で、板前見習いとして働いていたのですが、料亭でとある事件があり、そのことで彼が面倒を見ていた、坂東龍汰扮する悠太が、自ら命を絶ってしまいました。しかも紫紋は、悠太の必死のSOSを無視してしまったのです。
その最果ての町には、尾野真千子扮するりあが働く小さな食堂があり、紫紋は、この食堂で働くことを懇願します。しかし、その食堂のオーナーは別にいて、りあのことを嫌悪しておりました。
そのオーナー、なんと岩下志麻であります。
前後編の前編が終わったばかりですが、これは面白い。りあには首に大きなキズがあり、その理由はまだ伏せられております。また、食堂の近くで行き倒れていた青年、貴洋(坂東龍汰の二役)を助けるのですが、この青年も、何かやらかしているようです。
もうね、岩下志麻が圧倒的なのです。何弁かわからんのですが、西だと思われる強い方言があり、りあが声をかけただけで、ふすまをぶち破る女傑です。
そして、尾野真千子と藤原季節を、ダブル主演にして、その次に坂東龍汰という、実にいいところを起用しております。藤原季節と坂東龍汰は、若手ですが、まさに伸び盛りです。
しかも!エンディングに流れるのは、中島みゆきの「一樹」という曲です。これがまたいい。
監督の名前を見て、さらに驚きました。
長崎俊一です。この名前を見るのは、私は久しぶりです。
テレビドラマというより、映画に近い撮り方をしており、骨のある、しっかりしたドラマです。私は、こういうのが見たいのです。