一気に寒くなりました。
私の地方も、この間まで半袖が着られるほど暑かったのに、あっという間にコートが必需品になりました。
寒くなったら、お鍋です。私はかつて、お鍋が大嫌いでした。と、いうのも、母が作るお鍋は、いわゆる寄せ鍋で、子どもには淡白すぎてご飯のおかずにならなかったからです。
それが、両国に住んでいる友人に、本場のちゃんこ鍋をご馳走になり、味の濃さとその美味しさに、衝撃を受けました。それ以来、冬はとにかくお鍋です。
当時は出張も多かったため、全国の様々なお鍋を食することが出来ました。痛感したのは、やはり産地で食べることには敵わないということで、例えばふぐちりであれば、博多で食べられるレベルのものは、私の地元でお金を出しても無理なのです。
それと、老舗で食べられる伝統のお鍋は、なんだかんだ言っても絶品で、新橋のちゃんこ料理屋だ食べた塩ちゃんこなど、どうやっても近い味にすらなりませんでした。
では、どんな鍋を家で食べていたかと申しますと、これは何度か書きましたが、カレーちゃんこ、ピェンロー、相撲部屋の湯豆腐、トマトすき焼き、博多風の水炊き、それに「鬼平犯科帳」に出てくる軍鶏鍋などです。
これらは全て簡単です。カレーちゃんこは、めんつゆとカレールーがあれば、具は豚バラ、鶏肉、キャベツ、きのこ、ウインナーなど、なんでもあいます。他もネットで検索すれば、レシピはすぐに見つかります。私の場合は、ほとんどがdancyuでした。
何より、これらには大変美味しいシメがあります。カレーちゃんこなら、そばかうどん、ピェンローと湯豆腐、水炊きはお粥、トマトすき焼きはパスタです。
私はお酒を飲みませんので、全ておかずになるお鍋です。ぜひお試しを。
※トマトすき焼きですが、私の場合は、高い牛肉は必要ありません。安い輸入牛をたくさん用意して、くし切りにしたトマトと玉ねぎだけで充分です。
オリーブオイルで肉を焼き、トマトとすき焼きの素で煮込めば、無限に食べられるトマトすき焼きになります。肉は勿論ですが、トマトが美味しいのです。
ただし、クタクタになったトマトを少し残しておいてください。茹でたパスタと絡め、ケチャップを少し足せば、旨味を吸ったナポリタンが完成します。これでもかと、粉チーズをかけてお試しください。