セ・リーグが、ついに指名代打、いわゆるDHの採用を決定いたしました。むしろ、遅すぎたくらいです。


未だにセ・リーグが日本のプロ野球の中心と思っている球界のお歴々には、苦渋の決断でしょう。パ・リーグでは、相当前からDHを採用しておりますが、その頃はセ・リーグが圧倒的に人気で、なんとか観客動員を増やそうと考えたパ・リーグが、メジャーのアメリカンリーグで採用された制度に飛び付いたのです。


セ・リーグは邪道と嘲笑しておりました。しかし、メジャーがナショナルリーグもDHを採用し、WBCのような世界大会や、高校野球までもがDHを決めたため、もはやセ・リーグのほうが、時代に取り残されてしまいました。


事実、DHを取り入れることで、実力に関してはパ・リーグのほうが、圧倒的に上と言われ、今年の交流戦に至っては、勝率が上の6チームは全てパ・リーグでした。その差は歴然です。


DHに踏み切らないのは、セ・リーグのメンツだけだと思っておりましたので、むしろ遅すぎたほどです。 


さて、日本の野球には、もうひとつ悪癖があります。それは夏の高校野球です。


ただでさえ、くそ暑い8月に、炎天下に野球をやること自体が狂気の沙汰なのですが、地球温暖化のせいか、最近はさらにどんどん暑くなっております。


さすがに高野連も、このままでは熱中症で死人が出ると思ったのか、試合は朝と夕方に集中させ、試合もいくらか間隔をあけるようになりました。全て健康への配慮で、それは大変良いことなのですが、いかんせん、夏の甲子園は暑過ぎます。


しかし、甲子園は、高校野球にとって、聖地のようにもので、ラグビーの花園、サッカーの国立競技場のように、高校野球の代名詞になっております。場所を変更するのは、簡単にはいかないでしょう。


ただ、京セラドームがすぐそばにあるのです。どう考えても、ドームで開催するほうが合理的です。雨天の心配もありません。


ならば、サッカーやラグビーのように、決勝だけを甲子園で開催するというのは、どうなのでしょう?


勿論、単なる素人考えなので、色々問題があるのでしょうが、本当に高校生のことを考えるのなら、もう変革する時期に来ているのではないでしょうか?


※照り返しのある真夏の球場で、毎日のように高校生に野球をさせるなど、アメリカではクレイジーと批判されているそうです。


将来有望な才能を持つ高校生に、150球も投げさせるなど、肩を壊せと言っているようなものです。