「あさイチ」に佐藤健が出て、Netflixのドラマ、「グラスハート」のことをPRしており、どんなものかと、見てみました。まだ、途中までですが、とりあえず感想を。
宮崎優扮する、大学生のドラマー、アカネは、佐藤健扮する天才ミュージシャン、藤谷に、一緒にバンドを組むことを誘われます。
そこには、町田啓太扮する高岡と、志尊淳扮する坂本がおり、テンブランクというバンドが結成されます。
端的に言えば、典型的な少女マンガです。純粋無垢なヒロインが、揃いも揃って男前のバンドに参加して、才能を開花させ、スターになっていく。
ただ、とにかくお金がかかっております。テレビドラマが、いかにお金をかけないように腐心しているときに、こちらはいかに豪華なつくりにするかを考えているわけです。
象徴的なシーンがあります。音楽番組でデビューすることが決まり、横浜とおぼしき港で生中継されます。桟橋に止まっている船のかで、アカネはメークするのですが、メーク室の横に、なぜかドラムセットがあり、夢中でドラムを叩いていると、唐田えりか扮するマネージャーににカギをかけられ、閉じ込められてしまいます。
そもそも、外側からかかるカギが、なんであるのかよくわからないのですが、生放送の時間が刻々と迫ってまいります。ようやく脱出すると、その船はすでに港を出ておりました。
途方に暮れるアカネですが、そこに藤谷らは、船に楽器を積んで、向かってまいります。そして、その船のうえから生演奏して、それが生放送されることで、大人気となるのです。
「へっ?」となりますよね。なぜ、アカネの居所がわかったのか?しかも、唐突に海上で生放送など、リハーサルもなしで、どうやって出来るのか?
そういう素朴な疑問を全てすっ飛ばして、ただ、ただ、彼らをかっこよく演奏させることにのみ、このドラマは集中しております。
野田洋次郎や、ONE OK ROCKのタカが参加しているという、ドラマのなかで使われる曲が、やたらとかっこいいのと、ミュージックビデオを多数手掛けたという監督の映像、そしてとてもドラマが撮影されるまで、ほぼ未経験だったという彼らの演奏シーンは、とにかく圧倒的です。その一点において、このドラマは成功しております。
まだ、半分残っておりますが、菅田将暉扮するライバルバンドや、高石あかり扮する、アカネのライバルなど、敵役にも魅力的な面子を揃えております。
このての作品にはお約束の不治の病など、これ以上、陳腐なお話にならないことを願っております。
※オーディションで選ばれたという、アカネを演じる宮崎優は、光るものを持っておりますが、ライバルの高石あかり、いいですよ。