「続、続、最後から二番目の恋」の最終回を見直しました。
なんでしょう?この間、リアルタイムで見た時よりも、遥かに面白いのです。
おそらくですが、中井貴一扮する長倉和平の市長選挙が、唐突に再燃して、唐突に選挙結果が出てしまったから、より駆け足に感じたからかもしれません。
ドラマでは、みんなのその後が、きちんと描かれておりました。小泉今日子扮する千明も、坂口憲二扮する真平も、内田有紀扮する万理子も、飯島直子扮する典子も、それぞれの人生を歩んでおりました。
だからこそ、千明の還暦パーティーのあと、和平と千明が、七輪でエイヒレをあぶりながら、お酒を飲んで語り合うところは、やたらと心に染みるのです。誰よりもわかりあっているふたりだからこその会話です。
ちなみに、千明の還暦パーティーですが、千明と長倉五人兄弟の他は、あえて俳優名で書きますが、三浦友和、石田ひかり、浅野和之、美保純、佐津川愛美、白本彩奈と、とんでもない豪華な面々が揃っておりました。
と、ここではたと気付きました。
千明は還暦で、赤いちゃんちゃんこを着せられますが、全身赤い服です。
そうです。まさに真っ赤な女の子ではないですか!
岡田惠和さんは、これをやりたかったのではないかと、妙に納得してしまいました。
そして、ラストの、「また、いつの日か、鎌倉で」のクレジットを、私は信じます。
※ただ、いくら視聴方法が多岐にわたり、世帯視聴率が重視されなくなったとはいえ、これだけの作品の視聴率が、ただの一度も二桁に乗らなかったというのは、さすがに考えさせられました。
それでも、今のフジテレビとしては、かなりの数字には違いないのですが。