「続、続、最後から二番目の恋」は、あとは最終回を残すのみとなりました。
これが終わるのは、本当に淋しい。そして、これだけの作品は、一朝一夕には出来ません。
十数年かけて熟成されてきたからです。こんなドラマは、いま、どこを探してもありません。
ファーストシーズンを見て、そのことを強く感じました。みんな、きちんと年月を重ねているのです。
当初、バリバリ仕事をしていた、小泉今日子扮する千明、森口博子扮する啓子、渡辺真起子扮する祥子たちは、いま定年を目の前にして、など老害呼ばわりされております。
好きで歳をとったのではない、懸命に働いてきた、それの何が悪いのか、これは、同世代である私には、痛いほどわかります。
面白い、面白いが切ない。だからさらに面白い。中井貴一たちが、誰かひとり欠けても続けないといった意味がよくわかります。
織本順吉扮する一条さんのように、亡くなったひとは、亡くなったことにする。それは当然のことなのです。
思えば、テレ朝には、シリーズ化したドラマはたくさんありますが、年齢は全てぼかしております。刑事ものがほとんどのため、とっくに定年になっているからです。
こういう作品で、思い浮かぶのは、たったひとつ、「北の国から」だけです。そして、この両方に出ていたのが、内田有紀というのも、不思議な縁を感じます。
どういう結末になるかはわかりませんが、どんなかたちであれ、続きをさらに希望します。