「特捜9」が終わりました。ファイナルシーズンですので、完全に終了です。
ここのところ、テレ朝の長寿シリーズが、続々と終わっております。「刑事七人」も終わり、「遺留捜査」や「科捜研の女」、「警視庁捜査一課長」、「ドクターX」や「緊急取調室」も、シリーズとして終わったか、休止中です。あの「相棒」ですら、さすがに金属疲労をおこしており、終了は時間の問題と噂されております。
「特捜9」は、元々渡瀬恒彦さんが主演の、「警視庁捜査一課9係」として制作されましたが、渡瀬さんが亡くなったため、設定を引き継いで、井ノ原快彦主演の「特捜9」と改題して続けられたのです。
最終回は、誰かが殉職することもなく、その代わり、かつてのレギュラーだった、山田裕貴や中村梅雀も登場し、締めくくりらしい終わり方でした。
大きな事件もなく、こんな終わり方で良いのかという批判もあったようですが、すでにドラマとしてのクオリティも、相当劣化しており、へたに奇をてらうよりも良かったと思います。
何より、井ノ原快彦扮する浅輪が、9係の室内を片付けていたときに、料理道具とスナップ写真が出て来て、渡瀬さん扮する加納倫太郎の笑顔がアップになった時には、ぐっときました。
数々の役者が、座長としての渡瀬さんを絶賛しておりました。そして、このドラマには、渡瀬さんは相当思い入れを持っていたと、何かで読みました。
だからこそ、ラストのクレジットのトメに、「渡瀬恒彦」とあったのは、スタッフの総意だと思います。やはり、この作品は、渡瀬さんありきでした。