「しあわせは食べて寝て待て」が終わりました。
ある方が、ネットに書いておりましたが、私も、厄介な病を抱えた、桜井ユキ扮するさとこが、薬膳と出会うことで、次第に回復していく、そんなドラマだと思っておりました。
そんな、やわな作品ではありませんでした。さとこは梅雨が来れば、雨が降っていると勘違いするほど、耳鳴りがするのです。
さとこは、団地の集会所を再利用して、カフェやレンタルスペースとすることを思いつき、自治会長にそのことを話し、団地の人達にわずかでも出資してもらうようお願いするのですが、団地の人達もそんな余裕はなく、あっさりと否決されます。
そうです。何も変わらないのです。宮沢氷魚扮する司も、山に行ったままです。
それでも、福士誠治扮する唐が、補助金を申請することを提案し、さとこの夢の可能性は、ゼロではなくなります。
そこで描かれるのは、完成したカフェでした。団地のみんなが笑顔にあふれ、朝加真由美扮する、さとこの母親がお茶を楽しみ、宮崎美子扮するウズラさんが料理を提供し、土居志央吏扮する高麗はイラストを展示し、加賀まりこ扮する鈴は自作の服を売り、司が料理をサーブしておりました。
そう、それはさとこの頭のなかの光景でした。ドラマでは、補助金がおりるかどうかも描かれておりません。全てはこれからなのです。
ラストで鈴は、さとこにすき焼きを食べることを提案します。団地に入って間もないころ、さとこはすき焼きをご馳走になりました。それは、駅前のスーパーの株主になっている鈴が、年に二回食べていた、あのすき焼きでした。このすき焼きで、私たちは、さとこがどれくらい団地で過ごしたかを知ることが出来るのです。
そのとき、私たちは、待ち望んでいた光景を目にします。手には長葱を持っておりました。ドラマはそこで終わります。
これは、続編ありますね。最終回放送前に、PR番組が放送されましたが、シーズン2か単発かはわかりませんが、三人とも続きがやりたいと言っておりました。
私も、これは続きが見たい。いや、やるべきです。