「続、続、最後から二番目の恋」、ご覧になりました?


小泉今日子扮する千明の両親か登場いたしました。三田佳子と小倉一郎改め、小倉蒼蛙です。


千明がまもなく還暦なのですから、ふたりは80代半ばくらいの設定でしょうか。この両親が実にいい。明らかに尻に引かれている父親と、尻に引いていることを自覚している母親。


そのふたりを演じるのが、三田佳子と小倉蒼蛙というのは、まさに絶妙なキャスティングです。千明の実家で繰り広げられる、とりとめもない会話がもうおかしくておかしくて。


小泉今日子、中井貴一、三田佳子、小倉蒼蛙という大ベテランが、芝居を楽しんでいるのがわかります。あれは、あの年齢にならないと出来ません。アラカンのふたりが、修学旅行みたいにきゃあきゃあ言いながら枕をぶつけあい、その声を千明の両親が、ニコニコしながら聞いている。たまりません。


さらに、ラストでは、石田ひかり扮する未亡人、律子、美保純扮する金太郎の母親、秀子、三浦友和扮する医師、成瀬らが、カフェで偶然一同に会します。しかもそこに、和平と千明が長野から帰ってくる。そんな偶然、あり得ないのですが、岡田惠和は、明らかに楽しんでおります。


ドラマなのです。それで良いではないですか。


※千明の父親の行きつけのスナック、「ロマンスグレー」にも大笑いいたしました。夜だと寝てしまうので、昼スナックなのです。