「御上先生」が終わりました。
松坂桃李と詩森ろばといえば、嫌でも映画の「新聞記者」を思い出します。松坂桃李が扮した、あの時のキャリア官僚、杉森が、まるでリベンジに現れたような錯覚に陥りました。
と、いうのも、「新聞記者」では、杉森は権力側に堕ちてしまいました。正義を貫くことが出来なかったのです。
しかし、今回の御上は、最後まで自分の新年を通しました。そこには、兄の遺志や、教え子たちへの想い、同僚の協力など、ひとりぼっちてまはなかったからです。
これでもう、文部科学省に、彼の居場所はないでしょう。それならば、現場に身をおき、これからの人材のための捨て石になり、未来の官僚を育てることで、日本の教育を変えていくということが、彼のライフワークになるのでしょう。
岡田将生扮する槙野も、同じことを考えているようです。そして、生徒たちは極めて優秀です。御上たちの蒔いた種が、いずれ実を結ぶだろうという、光の見えたラストになりました。
また、生徒たちのなかには、たくさんの逸材がおりました。これからどんどん出てくると思います。