昨日、「おむすび」で、コロナウイルスが蔓延していた時が描かれましたので、当時の医療従事者に対する、一部の阿呆どもの理不尽な仕打ちについて書いたところ、たくさんのコメント、メッセージを頂戴いたしました。


ご本人や、お身内が医療従事者という方々がほとんどで、よくぞ書いてくれたという内容がほとんどでした。東京ナンバーの車では、帰省すら出来なかったというのもありました。


何人かの方への返信にも書いたのですが、私の中学の同級生で、女医さんがおります。彼女は元々小児科が専門なのですが、私と再会した当時は、某感染症が専門の医療機関に勤めておりました。まだ、コロナが流行する前のことです。


ちょうどその頃、何かえたいのしれないウイルスの感染者が見つかり、その医療機関に運ばれたというニュースがありました。


何ヵ月かあとに、東京に出張があり、一緒に食事をしながら、その時の話になりました。


怖くないのですか、という私の問いに、彼女はこう即答いたました。


「仕事だから」。


この仕事を志した時から、そういう覚悟は出来ていたのだそうです。医師になってからもアメリカに留学して、医師としての研鑽を重ねておりました。


私は、彼女の友達であったことを、誇りに思いました。


※そんな彼女ですが、あることで大変お世話になり、お礼がしたいと伝えたところ、服を何を着たらよいかわからないので、選んでほしいと言われました。


お安い御用ですので、閉店間際の伊勢丹に行き、入ったショップが悪かった。


ヨウジヤマモトです。


ものの20分で、購入したのが15万です。


そりゃ、販売のおばちゃんも、目の色が変わります。いくらヨウジとはいえ、閉店間際の15万はありがたい。


しかも、顧客カードの記入を求められ、医師と書いてしまったそうです。


覚悟しておいたほうがいいよ、と、伝えました。勧誘の電話、メールがひっきりなしに来るからです。


ところが、です。


数日後、彼女から電話がありました。


通勤したら、同僚や後輩から、「先生、その服、どうしたのですか?すごい似合ってます。かっこいいです」と、絶賛されたそうです。さすが、世界のヨウジヤマモトです。


よくぞ選んでくれたと、私も感謝されたのですが、続きがありました。


彼女の母親と、妹も上京したところ、彼女の姿がまるで変わっており、しかも似合っていたものですから、その服どうした?となったのだそうです。


ちょうどその時、これまたタイミングの悪いことに、プレセールの案内がありました。三人で押し掛け、服を買い漁ったそうです。その時の彼女のメールは、「やっちまった」でした。


事情をきき、大笑いしながら、いくら使ったと聞くと、「言えない、とても言えない」との返信でした。


母親が、三越伊勢丹カードのユーザーだったため、割引になったそうですが、三人分とはいえ、まさか服であのような金額になるとは、思いもしなかったそうです。


その金額は、いまだに謎です。