わたくし、本気で怒っております。

 

そう思うとわかっているのですから、便所の落書きみたいなネットニュースなど、読まなければ良いのですが、これがつい読んでしまうのです。


何を怒っているかというと、「逆賊の幕臣」についての記事で、脚本の安達奈緒子のことを、実力不足と書いていたからです。


実力不足だあ?


おのれら、ええかげんにせえよ。安達奈緒子は、原作があるものなら面白いが、オリジナルは大したことがないだ?原作をズタズタにする脚本家は、山ほどいるだろうよ。原作ものをきちんとドラマにするのに、どれだけ実力が必要か、そんなこともわからんのか。


宮藤官九郎も、古沢良太も、大河ドラマの評判は散々でした。でもね、あんたらちゃんと見たのか?宮藤官九郎や古沢良太が大河ドラマを書けば、ああいう作風になることはわかるだろうが。


しかも、どちらも、ちゃんと面白かったのです。欠点はありました。おかしなところもありました。けれど、ドラマとして充分面白かったのです。


ならば聞く。誰ならいい?誰なら面白い大河ドラマが書けるというのか?毎年三谷幸喜ならいいのか?


はっきり言います。三谷幸喜だって、ここ最近の映画はズタズタですよ。「記憶にございません」なんて、あれだけの役者を使って、私など爆睡しました。「ギャラクシー街道」など、映画として破綻しておりました。


ここ十年の間、大河ドラマを書いたのは、三谷幸喜、森下佳子、中園ミホ、宮藤官九郎、池端俊策、大森美香、古沢良太、大石静、これで全てです。三谷幸喜と森下佳子は、二回書いているからです。

 

全員、いまの日本を代表する脚本家です。そして安達奈緒子は、そのなかに入っても、全く遜色ありません。


そんなこともわかりませんか。安達奈緒子を実力不足と言うのなら、その実力のある脚本家とやらを連れてこい。