よく、次の朝ドラに出て欲しい女優みたいなアンケートが、ネットニュースに出ております。この間は、芦田愛菜がダントツという記事を読みました。  


芦田愛菜がヒロインなら必ず見る、みたいな提灯記事ですが、まだそんなことをやっているのですね。


誰が出るかではないのです。何をやるかなのです。


「まれ」という、極めてわかりやすい例があるではないですか。


土屋太鳳を主演に抜擢し、両親は大泉洋と常盤貴子、祖父母は田中裕子と田中泯、未来の夫は山﨑賢人、ゆうは門脇麦、まれが働くケーキ屋のパティシエが小日向文世と、朝ドラとしては、万全のキャスティングです。


「ちむどんどん」でも「おむすび」でもリタイアしなかった私が、早々にリタイアしたのです。それくらい酷い代物でした。


とにかく、見ているのが苦痛なのです。何をしたいのか、何を描きたいのか、全くわからない作品で、ヒロインの、まれの行動も行き当たりばったりでした。


逆に、「カーネーション」など、私は尾野真千子と小林薫みたさで見始めましたが、どっぷりのめり込みました。綾野剛というかくし球はありましたが、他は正直なところ、大阪製作の朝ドラの常連ばかりで、はっきり言えば地味です。


しかし、それでも抜群に面白かったのです。私の見てきた朝ドラのなかでも、ベストファイブに間違いなく入るほどのクオリティです。


そうです。なによりも脚本であり、その作品とヒロインを演じる女優が、はまっているかどうかにかかっているのです。


芦田愛菜を出せば、見るなんてほざいている連中は、ついこの間まで、橋本環奈が朝ドラに出てほしいと言っていた連中と、ほぼイコールだと思いますよ。


だって橋本環奈も、朝ドラのヒロイン候補では、ずっと上位だったのですから。