先月、WOWOWで放送された、「吉田拓郎、ラジオの夢」という番組のなかで、吉田拓郎のトリビュートアルバムのなかの、Mrs. GREEN APPLEの「流星」を絶賛しておりました。


私もこのブログで、そのことをちらりと書きましたが、その時私は、「ミスグリーンアップル」と書いてしまいました。大変失礼いたしました。


で、その曲をようやくYouTubeで聴くことができたのですが、これね、騙されたと思って聴いてください。


ラジオのなかで、拓郎さん自身が、坂崎幸之助に語っておりましたが、坂崎さんのような、コアな拓郎ファンには、これは「流星」ではないと思うかもしれません。あの名曲に、ファルセットはないだろうと。


私、泣きそうになりました。こういう「流星」があるのだ、と。


そして拓郎さんが言う通りで、音楽とは、音を楽しむと書くのだ、だから、それぞれがそれぞれの解釈で、楽しんでくれればいいのだと。


何せ、大森元貴の声質は、吉田拓郎とは真逆です。だから、拓郎さんの荒々しい「流星」とはまるで違うのですが、これは聴いてもらうしかありません。


今ならYouTubeで、フルに聴くことが出来ます。なぜ、拓郎さんが絶賛したか、おわかり頂けると思います。


※川崎鷹也の「君は天然色」を聞いた時も、同じように感じました。


若い方々が、自分の感覚でかつての名曲を唄うのは、とても良いことだと思います。