BS-TBS、どうしちゃったのでしょう?良い意味でですが。
山田太一さんの、一周忌ということで、ここのところ過去の名作を再放送しておりますが、「岸辺のアルバム」、「それぞれの秋」に続いて、さらに来週からは、「沿線地図」です。
これも確か、リアルタイムで見ておりますが、もう記憶はほとんどありません。何せ40年以上前です。
主演は、岸惠子と河原崎長一郎、それに広岡瞬と真行寺君枝が、新人として出演していたと思います。そして、大ベテランの笠智衆です。
一貫して、家族のありようを描いてきた山田太一が、秀作を連発していたころの作品で、「男たちの旅路」、「さくらの唄」などを書き、この作品のあと、「獅子の時代」、「想い出づくり。」、「早春スケッチブック」、「ふぞろいの林檎たち」を残します。まさに、山田太一の絶頂期です。
このあたりの作品は、レンタルもないため、再放送は大変ありがたい。ならば次は、「丘の上の向日葵」あたりを見たいものです。
※音楽の古さは、やはり気にはなりますが、「それぞれの秋」は、いま凄いことになっております。
小林桂樹扮する父親が、脳腫瘍にかかり、手術も大変厳しいという設定なのですが、家族に向かって悪口雑言を並べます。
私も、母親が認知になり、物静かな母が、本音であろう罵詈雑言を、私達に向かって吐きました。その事を、思い出させる展開です。
あの時代に、こんなことをドラマにしていたのですね。当時は絵空事でしたが、今では心に突き刺さります。