昨日は、ベスト50のなかに、記事が四つも入っているのに、ブログランキングでは10位でした。トップクラスの記事のアクセスが、群を抜いて多いのでしょうが、よくわかりませんわ。
さて、今年ドラマに関するブログの一発めです。
野木亜紀子が脚本の、「スロウトレイン」です。
ちなみに、スロウトレインとは、江ノ電のことでした。早くに両親を亡くした、三人きょうだいのお話で、舞台が鎌倉ときては、嫌でも「最後から二番目の恋」を思い出してしまいます。
このドラマにおける三人きょうだいは、松たか子、多部未華子、松坂桃李で、松たか子扮する葉子は、フリーの出版編集者です。担当している作家が、星野源とリリー・フランキーという、豪華な組み合わせで、他にもチェ、ジュンヒョク、井浦新、松本穂香、中村優子、宇野祥平、古舘寛治など、渋いところを揃えております。
ドラマは、多部未華子扮する、次女の都子が、釜山で暮らすことを宣言するところから始まります。チェ、ジュンヒョク扮する恋人のと、釜山で日本をコンセプトにしたカフェを開くためで、松坂桃李扮する潮も、一年付き合っている恋人がおりました。
ただ、ふたりとも、葉子に負い目がありました。両親を交通事故で亡くし、長女である葉子が、親代わりになって育ててくれたためで、そのことが原因で、付き合っていた彼氏と結婚しなかったと思っておりました。
ドラマは、実に淡々と進みます。「罪の声」など、数々の名作で、野木亜紀子とタッグを組んだ土井裕泰が監督ですので、映像もテレビドラマのレベルではありません。鎌倉、釜山と、実に美しい風景を舞台に、野木亜紀子ならではの会話劇が展開されます。
派手さはありませんが、私好みのドラマです。星野源扮する売れっ子作家、百目鬼が、葉子の担当に固執する理由など、実に野木亜紀子らしいものでした。考察などする必要のない、のんびり見られて、それでいて心に沁みる作品です。