これから、自宅へ戻ります。
記憶にないほど、久し振りののんびりしたお正月でしたが、今いる私の兄弟のところは、とんでもない雪で、果たして無事に家までたどり着けるか、なんともいえません。まあ、急ぐわけではありませんので、気楽に構えております。
さて、改めて、「紅白歌合戦」です。
ネットでも、概ね好評のようです。やはりB'zのインパクトは、相当なもので、さらに事前録画とはいえ、米津玄師のパフォーマンスも、素晴らしいものでしたから、当然といえば当然です。
私もそうですが、B'zは、年末年始は仕事を入れないという情報が、メディアに出ておりましたので、生パフォーマンスは無理だと勝手に思っておりましたが、例えば数年前の、松本隆のトリビュートコンサートにも出演して、桑名正博の「セクシャルヴァイオレットNO1」をカヴァーするなど、今までにはまず出なかったところにも出演するようになっておりました。
何より、私も感じておりましたが、せっかく初登場するのに、朝ドラの主題歌である、「イルミネーション」一曲ではあまりに勿体なく、恐らく制作側の方々も、同じ思いだったのでしょう。
当然ながら、収録でメドレーという方法もありましたが、彼らの場合は、やはり観客がいたほうが、間違いなく盛り上がります。ならば、ライヴをやらない手はありません。
また、米津玄師のパフォーマンスは、「虎に翼」のファンには、たまらない内容でした。吉田恵里香自ら脚本を書き、土居志央梨扮するヨネさんと、米津玄師のヨネに引っかけるという大胆な内容で、あのオープニングを実写で行うという、夢のような展開でした。
昭和12年という、まだ戦局が激化する前の設定で、両親も、兄や夫も、学校の仲間もみんな存命ですから、総出演で、松山ケンイチが、自分には声がかからなかったとぼやくのもよくわかります。
大トリのMISIAは、矢野顕子とコラボという、実はこれも相当なものなのですが、B'zと米津玄師が強烈過ぎたため、さほど注目されませんでした。
藤井風や、久し振りの氷川きよしもそうですが、これらに共通しているのは、せっかく出演してくれるのだから、その思いを無駄にはしたくないという、スタッフの気概です。
ミュージシャンとスタッフの熱量が、化学反応を起こしたようなパフォーマンスが、いくつもありました。だからこそ、なんであそこでけん玉なのよ?なのです。
前半でも、純烈のしょーもない企画がありましたが、純烈ファンのおばあちゃんに、サプライズを仕掛けるにしても、田舎の家の玄関先で、煌々とライトをつけ、彼らが登場する時間なのに、紅白歌合戦を見ていないというのは、あまりに不自然です。ましてや、一緒にいる家族は、みんな純烈グッズを持っているのです。
笑いや歌以外のシーンは、あっても構いませんが、もう少し何とかしましょうや。だって、後半には、あれだけ奇跡のようなパフォーマンスを連発しているのです。
出演を決まったら終わりではなく、いかに最高のステージを届けるか?当たり前のことなのですが、それが出来ない番組が、あまりに多すぎます。しかも、年に一度の紅白歌合戦なのです。
これからの紅白歌合戦は、まさにそこが、さらに求められていくでしょう。