すっかりガラパゴス化した、紅白歌合戦ですが、なんと!1971年の紅白が再放送されました。デジタルリマスターという、最新の技術を使い、ノイズなどはありますが、かなり見やすい状態にはなっておりました。


私、小学五年生だったと思います。いわゆるアイドルのはしりとして、南沙織や小柳ルミ子が初出場しておりました。


何せ、白組のトップバッターが、初出場!の、尾崎紀世彦です。対する赤組が同じく初出場の南沙織で、「また逢う日まで」と「17才」ですから、どちらも作曲は筒美京平です。


私レベルで、知っている曲は、半分もなかったのですが、随分と凄いものが見られました。


はしだのりひことクライマックスの「花嫁」や、岸洋子の「希望」の映像など、ちょっと見られません。コメディリリーフとして、ドリフターズやコント55号も出ておりますが、この当時のトップ二組が、一緒にコントをするシーンまであるのです。  正司敏江、玲二の、元祖どつき漫才も見られました。


五木ひろしや堺正章も初出場なのです。沢田研二は、まだ出ておりません。そりゃそうです。今から半世紀以上前なのですから。


ちあきなおみや藤圭子、美空ひばりに島倉千代子、ダークダックスやデュークエイセス、三波春夫や水原弘も見られます。紅白歌合戦が、間違いなく日本の歌い手にとってのあこがれだった時代です。


これからほんの数年のうちに、西城秀樹、野口五郎、郷ひろみの御三家や、森昌子、桜田淳子、山口百恵の三人娘が登場し、一気に出演者が若返っていくのです。


なので、まだこの年の出演者には、衣装にもキャバレー営業の匂いがします。青江三奈など、その最たるものですし、女性のほとんどは、スナックのママとしてもつとまります。


これを、小学生の私が見ていたのですね。


※私が嬉しかったのは、渚ゆう子と弘田三枝子です。まず、見られることはありません。


それと、当たり前なのですが、全員生歌で、みなさん巧い。トリは、森進一と美空ひばりですが、さすがでした。