再放送を見直すと、「カムカムエヴリバディ」は、進行の速さを改めて認識いたします。


だって、安子は、子役から上白石萌音に変わったのは、第二話で、第三話では、松村北斗扮する稔が、もう出てくるのです。昨日の第四話も見ましたが、安子が稔に連れられて、初めて世良公則扮する定一の喫茶店を訪れます。


まさか、このお店を、安子たちの娘が引き継ぐことになったり、店でかかった、「オンザサニーサイドオブザストリート」から、娘と孫の名前をつけることになろうとは、この回を見ていた私達が知るわけがありません。

 

しかも、この曲は、後に定一が進駐軍のクリスマスパーティーで唄ったり、深津絵里扮するるいが、夫になるオダギリジョー扮するジョーと、安子の前で唄うのです。そう、ドラマの柱となる歌なのです。


その歌すら、放送一週めですでに流れておりました。藤本有紀の脚本の見事さには、舌を巻くほかありません。展開が速いのに、何かをはしょった感じが全くないのです。


以前、「土曜スタジオパーク」に、クリーニング店の夫婦を演じた、村田雄浩と濱田マリが出演しましたが、その時村田さんは、こう言いました。「藤本先生の脚本が、つまらないわけがないではないですか」と。俳優たちから、全幅の信頼を得ていることが、よくわかりました。


しばらくの間、「カーネーション」と「カムカムエヴリバディ」の二本立ては、改めて楽しませてくれそうです。


※私など、SixTONESの松村北斗など、このドラマを見るまで全く知りませんでした。よくこの役に抜擢したものだと感心しました。以降の活躍ぶりを見ると、慧眼だとつくづく思います。


そして、上白石萌音は、安子でなければならなかったし、深津絵里はるいに、川栄李奈はひなたでなければなりませんでした。


真ん中に深津絵里がいるのは、一見とっぴな感じがいたしますが、あの役をこなせるのは、確かに他には考えられません。最も難しく、最も演じる年齢が長いからです。