いま、私の地方では、「医龍」が再放送されております。


全てリアルタイムで見ておりますが、いま見直しても、実に面白い。


坂口憲二を筆頭に、稲森いずみ、北村一輝、阿部サダヲ、佐々木蔵之介、水川あさみ、大塚寧々、内田有紀、小池徹平、夏木マリなど、出演者も豪華で、なんといっても岸部一徳のヒールぶりが際立っております。


極め付けは、岸部一徳扮する野口の名台詞で、敵対している、坂口憲二扮する朝田に、自身の心臓の手術を懇願します。


無事、手術は成功するのですが、野口はすぐに朝田を裏切ろうとします。翻意を促す部下に対して、野口はこう言いました。


「喉元過ぎれば熱さ忘れるって諺知ってる?僕の喉元、とても短いみたい」。


たまりませんね。こういう煮ても焼いても喰えないキャラを演じさせると、岸部さんは絶品なのですが、原作にあるのかもしれませんが、こういう台詞が書ける、脚本家も素晴らしい。


この頃、脚本の林宏司さんは、のりにのっておりました。「離婚弁護士」、「ハゲタカ」、「BOSS」、「コードブルー」など、ほとんどがシリーズになるほど大ヒットしました。


私も、林作品を追いかけておりましたが、「夜のせんせい」あたりから、なにやらおかしくなってまいりました。その後もほとんどのドラマを見ておりましたが、次第に作品も少なくなりました。


最近では、ヒット作でタッグを組んだ、天海祐希主演の、「トップナイフ」も見ましたが、私にはもうひとつでした。


まだ老け込む年齢ではありません。あの、独特のはったりの効いた作風で、まだまだ私達を楽しませてほしいものです。


※「医龍」の放送当時は、コメディリリーフ的存在だった阿部サダヲは、頭を金髪にして、過去のある麻酔科医、荒瀬を演じたのですが、これが実に良かった。阿部サダヲという役者のイメージを、一新させた作品でした。