私のブログを熱心に読んで頂いている方のなかでは、「宙わたる教室」の視聴率は、すごいことになっていると思います。コメントの熱さに、それを感じます。
昨日、脚本の巧さのことを書きました。それは、例えば要の描写です。
もう一度見直しましたが、最初に帰宅した時、何か恐る恐る帰ってきたように感じました。
それが、二度めの帰宅のシーンでは、冷めた焼きそばを食べるところと、ぐちゃぐちゃの家のなかが描かれます。それを見て私達は、ああ、誰か家庭内暴力をふるう身内がいるのだと理解します。
そして、とどめに暴れる弟です。このステップの踏み方が実に巧い。薄皮をはぐように、しかしやたらと引き伸ばすわけでもなく、そのバランスが素晴らしいのです。
ラスト近くで、コンピューター部の部室を、科学部に貸すことを拒否していた要が、科学部の実験を横目に、黙々とプログラミングをしております。
そこに、後輩の部員が現れ、科学部のみんなを小馬鹿にしますが、あれだけ定時制をバカにしていた要が、後輩に言い放ちます。
「お前た違い笑うな」と。もうね、大喝采です。
あと四話、私のドラマ大賞に、ダークホースが現れました。
※このドラマは、窪田正孝は勿論なのですが、生徒のひとりひとりまで、本当に素晴らしい。
小林虎之介、伊東蒼、ガウ、そしてイッセー尾形。バランスも絶妙です。