良いドラマというものは、何か匂うのです。
「宙わたる教室」は、当初は、「あのクズを殴ってやりたいんだ」の真裏ですので、私はノーマークでした。
何せ、木村文乃や中村蒼もおりますが、ほぼ窪田正孝だけです。なので、とりあえず録画だけはしておいたのですが、これが面白い。抜群に面白い。 逆に、「あのクズ」はリタイアしました。
特に、伊東蒼と小林虎之介、このふたりが抜群です。そして何より、澤井香織という脚本家の名前は、覚えておいたほうが良いです。それくらい、良くできております。
昨日の回、ご覧になりましたか?
もうね、あっという間でした。弛みが全くない。南出凌嘉扮する全日制の優等生、要は、自分の学校や、クラスメートや部活の後輩のことを、バカにしておりました。定時制など尚更です。
実は要は、もっと偏差値の高い高校を受験していたのですが、入試当日にあることがあり、第一志望に不合格となり、仕方なくいまの高校にいるのです。
要に、何があったかは、少しずつ明らかになるのですが、その見せ方が抜群です。怯えるように帰宅し、一人で焼きそばを食べ、音を立てないように、自分の部屋に入ります。そして、その時、家のなかも描かれます。
要と知り合った、小林虎之介扮する岳人が、そこでいい働きをします。挫折を、悔しさを知っている岳人だからこそで、要の家に行った岳人は、心に沁みることばを、要に投げ掛けます。
いま、このドラマを称賛するコメントが、ネットにも溢れておりますが、私が初めてブログに書いたころは、ほとんど見かけませんでした。
良いドラマは、なんとなく匂うのです。
※要は、岳人に、通信の学校もたくさんあるのに、なぜ定時制を選んだかを聞きます。それに対しての岳人の言葉が、また泣かせます。