「これ、余談ですけど」という、関西ローカルのバラエティーがあることは、ネットニュースで初めて知りました。


ゲストが中山秀征で、昔の様々なエピソードを披露しておりましたが、ひとつだけ看過できないことがありました。


彼が所属しているナベプロと、日本テレビの全面戦争についてです。


中山秀征は、こう言いました。ナベプロが制作している歌番組の真裏で、日本テレビが歌番組を企画しており、話し合いが決裂して、日本テレビが新番組を強行したと。


これ、真逆です。大嘘ですから。


月曜9時に、日本テレビは、「紅白歌のベストテン」を放送しておりました。ナベプロの歌手も、多数出演していたのです。


そこに、「スター誕生」を模倣するようなオーディション番組を、テレビ朝日とナベプロが組んで制作しようとしたため、さすがにそれはないだろうと、日本テレビが調整を試みたのですが、当時天下をとっていたナベプロは、「だったら、お前らの番組をずらせ」と言い放ったというのです。


当時のプロデューサーだった、井原高忠さんは、この言葉に激怒し、全面戦争に突入したと言われております。その代わり、ナベプロ以外のプロダクションを味方につけ、「スター誕生」から産まれた新人たちをバックアップして、どんどんスターを産み出し、逆に、ナベプロの は、大スターの独立が相次ぎ、勢力地図は逆転しました。


いま、ナベプロ、もといワタナベエンターテイメントのタレントのトップは、中山秀征だと言われておりますから、わからないではありませんけど、さすがにこれはまずいと思います。


※追記


中山秀征は、関西ローカルだからと、口がすべったのかもしれませんが、日本テレビのレギュラーを数多くつとめてきた彼が、あのような発言をしたことを、日テレ側が耳にしたら、どう思うでしょう?


あれでは、日本テレビが理不尽な要求をしてきて、ナベプロが被害者のように、見ていた人達は感じたでしょうが、それは当時のナベプロがわかっていないからです。


ドリフターズ、クレージーキャッツ、沢田研二、森進一、布施明、小柳ルミ子、キャンディなど、トップスターのほとんどが、ナベプロだったのです。いっときのジャニーズ以上といってもよいでしょう。それくらいの、巨大事務所だったのです。