思えば、前作の「民王」は、遠藤憲一、菅田将暉、高橋一生、金田明夫、草刈正雄、西田敏行と、今見ると、とんでもなく豪華な面子になってしまいました。


今回、遠藤憲一扮する武藤泰山と、金田明夫扮する官房長官の苅屋、それに山内圭哉扮する公安の新田以外は、全とっかえになり、大橋和也、あのちゃんが出ると聞いたとき、これはさすがにあかんだろうと思ったのですが、意外や意外、拾い物かもしれません。


どのみち、ファンタジーなのですが、前作は西荻弓絵が脚本を担当していただけのことはあり、きちんとしたつくりになっておりました。


今回のほうが、ある意味ぶっ飛んでいるのですが、新田が登場してから俄然面白くなります。あのちゃんに、普通にしゃべらせるは、何より溝端淳平に、見た目だけはいい二世議員を演じさせ、これが女性と六又かけるは、当たり前のことを、意味ありげに話すはで、もろ、あのひとを下敷きにしており、思わず爆笑してしまいました。


総理候補六人全員が、裏金と女性でやらかすというのも、現実とシンクロしており、その初回が、偶然にも選挙前というのも笑わせます。


しかも!高橋一生扮する貝原は、ちゃんと出番があり、菅田将暉もナレーションで参加しておりました。こういう気配りは心憎い。


このてのファンタジーは、どこまで弾けられるかですが、ひょっとするとひょっとします。


※政界の重鎮は、またしても岸部一徳ですが、西田さん亡きあと、このてのキャラのオファーは、さらに増えそうです。