複数の脚本家が分担して、一話完結ではない連ドラを書くという、日本ではあまりない方式の「3000万」が、NHKで始まりました。主演は、安達祐実と青木崇高です。
コールセンターで、派遣社員として働く、安達祐実扮する祐子は、青木崇高扮する夫の義光が、元ミュージシャンで、今はバイトの収入しかないため、家のローンと、息子、純一のピアノにかかるお金で、かつかつの生活を続けておりました。
そんなある日、祐子が運転する車に、バイクが突っ込んでまいります。運転していた女性は息を吹き返すのですが、一瞬の隙に、祐子の車をかっさらい、逃げてしまいます。
その車には、子供の純一が乗っていたのですが、女は気付かず、またしてもぶつけてしまい、気絶します。そこで純一は、女の所持していた大金に気付き、カバンごとくすねてしまいます。
ドラレコには、バイクの女性の無謀な運転が映っており、祐子に過失はないように見えましたが、家に帰ったあと、お金のことに気付きます。それが、タイトルの3000万です。
エンディングのでかい文字のタイトルと、音楽の感じで、ああ、これはタランティーノだと思いました。
お金は、強盗事件に関わるもので、佐々木夫婦、強盗一味、それに警察と、それぞれの思惑が交錯します。
このてのドラマや映画の場合、ちょくちょくお話の辻褄が合わなくなることがあります。それは、次回以降にかかっております。
当然ですが、強盗を企てた裏社会の連中に、佐々木夫婦のことは露見するでしょう。警察も、バカではありません。夫婦の知り合いまでおります。ましてや、子供まで関わっているのです。
全部で八回もあるそうですので、NHKというフィールドで、どこまでヒリヒリ感が出せるか、今のところはまずまずです。
※青木崇高扮する義光のダメっぷりがなかなかです。最近、とみに役柄の幅が拡がっておりますね。