10月です。


普通、4月と10月は、改編期といいまして、各局力が入っていたものなのですが、今期の民放の新しいドラマのリストを見ていて、暗澹たる気持ちになりました。  


「海に眠るダイヤモンド」。それ以外は、ほとんどそそられません。


あとはかろうじて、趣里の「モンスター」と、岡田将生、中井貴一の、「ザ、トラベルナース」くらいです。見たいとすら思わない。それでいて、数だけはやたらと多い。


役者は知らないお兄ちゃんお姉ちゃん、脚本家も知らない、これではとっかかりがありません。しかも、相変わらず天才○○がぞろぞろ出てくる。


私が挙げた三つのドラマは、主役は若手でも、柱になるべきベテランがおります。いま、はまっている、「団地のふたり」など、若手は皆無です。


また、かつて私が愛した、倉本聰、山田太一、向田邦子らの作品には、天才など登場しませんでした。ほとんどが市井の人ばかりです。山田太一など、大河ドラマですら、時代に翻弄される、架空の一介の会津藩士を主役に据えました。


今期のドラマのラインナップを見る限り、私好みの作品は、これからはNHKくらいでしか作られないでしょう。


だって、年寄りに人気が出ても、お金にならないから意味がないのですよね?せいぜい、若い皆さんに人気が出そうなものを作ってください。