日本テレビは、来年放送予定だったドラマの、制作中止を発表いたしました。
まだ、正式に制作することをリリースする前に、こういった中止の発表は極めて珍しいのですが、一部のメディアに、具体的な出演者の名前を挙げて、このことの報道があったためだと思われます。
これ、私ら素人には、本当に不思議なのです。
「セクシー田中さん」において、原作者が制作スタッフに、勝手に原作をいじられてしまい、作者が亡くなってしまったことで、日本テレビは大バッシングにあいました。
ならば、原作者の意を汲んで、極力原作に忠実にドラマを作れば良いだけの話ではないですか。
なぜ、いじくるのでしょう?
例えば、野木亜紀子さんは、原作ものの脚本をを多数手掛けておりますが、表に出たクレームなど、聞いたことがありません。
要するに、原作のイメージをぶち壊すようなことを、しなければ良いだけのことではないですか。それが出来ないというのなら、原作ものなど作らなければよいではないですか。
私もかつて、愛読している作家の小説のドラマ化された作品を見て、こんなにつまらない小説を、あの作家が書くか?と思い、原作を読んだところ、まるで違いました。
普通は怒りますよ。こんなしょーもない小説を書くのかと思われますから。
一から十まで、その通りに実写化できるかと言えば、それは色々厳しいでしょう。ならば、原作者と向き合い、真摯に交渉して、作品を作り上げる。それが、そんなに難しいことなのでしょうか?
素人には、理解不能です。