昨年、BSで放送された時、「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」を、私は絶賛しましたが、最終回に関しては、なにも書きませんでした。


今回、改めて地上波で放送されたのを見直しましたが、書かないのではなく、書けなかったのです。


と、いうのも、このドラマの最終回は、通常の連ドラの終わり方ではないのです。


ドラマの初回は、七実の家族が喪服を着て、墓参りをするところから始まるのですが、最終回もそこに繋がります。そして、亡くなった錦戸亮扮する父親が、最終回ではでずっぱりなのです。


最終回は、七実の夢なのか、妄想なのか、それこそファンタジーなのか、様々なものが入り交じっており、そこに過去がインサートされるものですから、一度見ただけでは、私ごときの頭では、何がなんだかわからないのです。つまり、最終回について書くことから逃げたのです。

 

面白かったのは、七実は夢のなかで、夢だと認識していることで、屋台のラーメン屋のシーンでは、思わず大笑いしてしまいました。


七実は、自分が稼ぐ立場になって初めて、父親が何に対して神経を、身体をすり減らしていたかを理解します。だからこその、最初と最後の墓参りなのです。そして、父親は勿論ですが、母も、弟も、祖母も最高でした。


最終回では、家族以外は、ほとんど登場しません。「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」は、秀作です。そして、テレビドラマにおける河合優実は、ここから始まったのです。


※今や、河合優実は、コマーシャルも、ユニクロにサントリーのBOSSです。わずか一年で、ここまで変わるのですね。