これは、面白いなんて言葉で、簡単に片付けてはいけないドラマです。
「シュリンク 精神科医ヨワイ」です。
主演は、中村倫也、土屋太鳳です。
自らも、何らかの過去をもつ精神科医、ヨワイは、小さなクリニックを営んでおります。そこに訪れたのは、夏帆扮するシングルマザー、葵です。
葵は、通勤時、突然激しい発作に襲われます。ホームで、その場に居合わせたヨワイが、応急処置をしてくれたため、発作もおさまり、会社に行きますが、会議で再び発作に襲われます。
有名な心療内科を受診し、うつ病と診断され、薬を処方されますが、激しい睡魔に襲われます。偶然ヨワイと再会し、細かな診察を受けたところ、彼の判断は、パニック障害でした。しかし、ヨワイは、パニック障害で死ぬことは、絶対にないと断言します。
私など、精神科と心療内科の区別もつきませんが、心の病は、診断が極めて難しいと言われております。私の地元では、心療内科に患者が溢れ、その激務のために、次々と閉院しており、かかる病院がなくなっております。
葵は、ヨワイの適切な治療で、次第に症状がおさまりつつありましたが、あることがきっかけで、またしても発作に襲われます。
「天然コケッコー」で、中学生役で夏帆を抜擢した山下敦弘監督が、シングルマザー役で再び起用するのですから、時の流れは速いものです。
ここのところNHKは、様々な社会問題を、ドラマのなかで取り上げておりますが、全て単なる話題作りではなく、丁寧に掘り下げており、この作品でも、極めてデリケートな心の病に対して、真摯に向き合っております。
ヨワイを演じる、中村倫也もいい。絶えず穏やかで、患者に向き合い、時には患者の外出にまで付き合います。
今日から、昨日書きました、「団地のふたり」も始まります。またまた週末のNHKから、目が離せません。
※葵の離婚した元夫の母親は、またしても余貴美子です。ここのところ、でずっぱりです。