オリンピックが始まりました。


以前にも書いたとおり、私は、肥大化し過ぎたオリンピックには、ほとんど興味はありません。開会式も、ちらちら見てしまいましたが、あんなに時間をかけてやらなければならないものかと、改めて思いました。


ただ、ひとつだけ言えることがあります。やはり、東京は、オリンピックなどやるべきではありませんでした。


ただでさえ、コロナが蔓延しており、無観客です。やれるような状況出はなかったのですら、違約金などは発生するのでしょうが、やめる理由としては、丁度良かった。


今回、パリの開会式を見ていて感じたのは、エンターテイメントというものを理解している国と、そうでない国との差です。パリでも、やたらと長く感じましたが、それでも東京よりは、遥かにまともです。


ネットでは、東京オリンピックの開会式のダイジェストが、今でも見られますが、私など、記憶に残っていたのは、劇団ひとりくらいです。


金ばかりは、やたらとかかっているのに、中身は恐ろしくしょぼい。パリでは、レディガガにセリーヌディオンですよ。ジダンから、ナダルに聖火リレーですよ。


一度、東京オリンピックの決算書というものを、見てみたいものです。何にどれくらいのお金をかけたら、あんなべらぼうなお金をかけて、あの程度のものしかできないのか、細かく調べたいと、心から思います。


※何せ、オリンピックが決まったら、国立競技場を建て替える国と、開会式を屋外で、いま現存するところで開催する国というくらい、コンセプトがまるで違います。