私は、かつてジャニーズのタレントが主演しているドラマを、敬遠しておりました。子供だましと思っていたからです。


そんな私の思い込みを、ぶち壊したドラマがでりました。「ハンドク!」です。


長瀬智也が主演のこの作品は、当時は「池袋ウエストゲートパーク」の二番煎じと言われておりました。


私は、出張先のホテルで、偶然目にしたのですが、当時まだ無名に近かった、佐々木蔵之介と長瀬智也のやり取りに、目を奪われました。


脚本は大石静、監督は堤幸彦という組み合わせで、それからは毎週見るようになり、その面白さに魅了され、このブログを書き始めたころ、日本のドラマのベスト30のトップに、この作品をあげました。


その「ハンドク!」が、TVerで無料で見られます。期間限定ですが、いま第5話まで無料です。


研修医のお話なのですが、何せ長瀬智也です。アフリカの視力増強法で、視力が6,0になり、カンニングで医大や国家試験に合格した、元ヤンキーという設定が、すでに無茶苦茶なのですが、今見ると、信じられないような面子なのです。


長瀬智也扮する狭間一番の同僚が、内山理名、真中瞳(現、東風真智子)、佐々木蔵之介で、指導医が佐藤二朗、矢島健一、半海一晃、今江冬子、院長に沢村一樹、理事長が野際陽子。


一番の後輩のノブが、二宮和也、彼の友人の風が高橋一生、他にも竜雷太やら大杉漣やら、なんといっても本人役の浅香唯まで、豪華絢爛です。


特に二宮和也は、当時はまだ若手ですが、現在の役者、二宮和也の片鱗を、既に見せております。普段は一番の下でチャラチャラしているのですが、実は「4号線の鬼殺しのノブ」と呼ばれる、チームのボスという役を、見事に演じており、特に後半の彼は、当時の長瀬智也と互角に渡り合っております。


私も昨日、一話を見直しましたが、無料期間は短いので、見ていない方は是非ご覧ください。特に物議を醸した、最終回のラストは必見です。


※タイトルクレジットで、一番はチーマーたちからボコボコに殴られているのですが、その理由は、後に明らかになります。