昨日も書きましたが、劇場版、「緊急取調室」で、市川猿之助が演じる予定だった、総理大臣役は、石丸幹二に決まったと発表されました。


私が、片岡愛之助か石丸幹二だと予想したのが、一年前です。久しぶりに会心の予想でした。


ただ、この予想は、意外に簡単でした。と、いうのも、まともな(失礼)総理大臣(設定が変わっていなければ、ですが)を演じられる俳優が、今ではそうはいないからです。


特に、50代くらいで、理知的に見える政治家となると、本当に限られます。


少し前ですが、神山繁さんという名優がおりました。和久さんと同期の、「踊る大捜査線」の副総監といえば、お分かりでしょう。


神山さんも、官僚、政治家、大企業の経営者といった役を、多数演じられました。本物の政治家よりも、政治家らしいと言っても良いほど、知的で貫禄がありました。


タイプは違いますが、石丸さんも、そういったキャラを演じて無理がありません。これから、ますますこういった役のオファーは増えることでしょう。