昨日の、「宇崎竜童、阿木燿子、50周年スペシャル」ですが、色々と考えさせられることがありました。


二時間の特集は、宇崎さんのファンである私には、ありがたいものでしたが、彼はインタビューのみで、唄うことはありませんでした。


代わりに、唄ったのは、すべて三浦祐太郎です。そう、山口百恵と三浦友和の息子さんです。


宇崎さんも、阿木さんも仰っておりましたが、三浦祐太郎は、大変歌は巧いのです。それはわかります。ただ、何かが足りないのです。


彼がデビューできたのは、やはりふたりの両親の子供ということは、少なからずあったでしょう。だからこそ、大きな期待もされました。


しかし、その分、三浦友和、山口百恵の子供だということで、過大なものを求められたのだと思います。いつも、偉大な二人の親の名前が、ついて回るからです。二世ということは、両刃の剣でした。


趣里にも、同じことがいえます。何せ水谷豊と伊藤蘭の子供です。しかし彼女は、朝ドラで抜群の演技力を見せることで、女優、趣里の名前を確立させました。


三浦祐太郎は、未だに山口百恵の歌を唄い続けております。これは、二世という十字架を、背負い続けているに等しい。


相当重い十字架だと思います。