「老害の人」も、あとは最終回を残すのみですが、今回出てきた、熟女バーは凄かった。


だって、ホステスが、根岸季枝、松金よね子、柴田理恵ですよ。そこで、三田佳子がバイトしているという設定なのです。

 

ただ、お店で流れるBGMのチョイスが、やたらといい。オリジナルとカヴァーが入り交じっているのですが、いきなり萩原健一の、「泣くだけ泣いたら」に始まり、柳ジョージの「雨に泣いてる」、北原ミレイの「懺悔の値打ちもない」、泉谷しげるの「眠れない夜」ですよ。とどめは、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの、「欲望の街」です。私の、どストライクゾーンです。


そこに来ている常連が、綾田俊樹と不破万作ですから、もろ、「深夜食堂」です。マスターが、BGMを選んでいる設定だと、ドラマのスタッフブログに書いてありましたが、このマスター、誰かと思えば、風間杜夫でした。


酒の飲めない、勝村政信扮する純市が、数滴ウイスキーの入った水割りの力を借りて、伊東四朗扮する福太郎に、本音をぶつけるシーンなど、色々ありましたが、私は、この熟女バー(しかも、源氏名は、ヴァネッサ、ケイト、ジェシカです。)で、頭がいっぱいになりました。


色々な意味で、ここまで強烈なドラマも、なかなかありません。