「燕は戻ってこない」、よくNHKで制作したと思います。


石橋静河扮するリキは、代理母の契約を結びました。婦人科に通い、人工授精を行いますが、そう簡単には妊娠できません。


契約書には、様々な条件がありました。リキは、法的な問題をクリアするため、稲垣吾郎扮する基と、結婚します。そのために、基は、内田有紀扮する悠子と、一度離婚したのです。


条件のなかに、守秘義務がありました。しかし、リキは、軽い気持ちで、伊藤万理華扮するテルにこのことを話しております。


ふたりは、揃って派遣先を辞めるために、記念写真を撮ります。私は、いずれテルが、この写真を、どこかに売ると思っております。


予告では、リキは、故郷の北見に帰るは、テルに紹介された、森崎ウイン扮する、自称セラピストのダイキとまた逢うはで、あまりに無防備です。これでは、この契約が破綻しないほうがおかしい。しかし、一張羅のカバーオールから、レザームートンに替えたように、もうお金にてをつけております。


リキの身体も、無傷でいられる保証はないのです。このドラマは、どう考えても、めでたしめでたしで終わるわけがありません。


だってタイトルは、「燕は戻ってこない」なのですから。はたして燕は、何のことなのでしょう?


※リキとダイキが、別れる時の言葉が、「ちゃんといった?」ですよ。繰り返します。これ、NHKです。