昨日の、「鶴瓶の家族に乾杯」は、笑福亭鶴瓶と春風亭一之輔という、東西の落語家の組み合わせで、実に面白いものでした。


こういうのを見ると、プロの芸人というものがわかります。素人のあしらいが、抜群なのです。


富山の滑川でのロケでしたが、「笑点」に出ているとはいえ、鶴瓶のほうが、圧倒的に認知されております。一之輔は、自分のことを知らない素人を相手に、絶妙のあしらいを見せます。微妙な毒の混ぜ方が鮮やかなのです。


特に、ホタルイカの加工工場を営む、女社長との掛け合いなど、抱腹絶倒でした。このふたりを前にして、ひるむことなくしゃべり倒す、おばちゃんのほうも凄かった。あの一之輔が、財布を用意しようかと思ったほどです。


来週は後編ですが、一之輔は、たまたま入ったカフェで、落語を披露します。そこでも、「今日は無料ですけど、普段は、3500円はとる男ですから」と、さりげなく毒を吐きます。


これ、後編は、さらに見ものです。