ゴールデンウィークが終わると、はかったかのように、成田や羽田空港で、家族連れへのインタビューが、ニュースとして報道されます。


海外旅行に家族で行けるということは、充分余裕のある生活を送ったいるということです。そんな方々に対して、円安だから、外食を控えて、カップラーメンを食べていたなどというコメントを流して、何が面白いというのでしょう?


旅費だけで、相当なお金を払っているのです。それでいて、この円安なのですから、何をしても高くつくのは当たり前です。それがわかって行っているのですから、何を食べようが、知ったことではありません。


私が、ニュースで見たいのは、北陸の現状です。ゴールデンウィークで、日本中が大騒ぎしているときに、四ヶ月も電気や水道が使えない生活を余儀なくしている方々が、避難所生活をしている方々が、未だにいるのです。


そちらこそ報道して、何をしていると、国の尻を叩くのが、メディアの役目ではないですか。


ましてや、政府は、改憲に血眼になっております。彼らが考えている改憲が、どういうことかを知らしめることのほうが、よほど重要です。


私には、意図的に眼をそらしているようにしか思えません。