東京ドームで開催された、念願の「スナックJUJU」が放送されました。ほぼ三時間、すごい熱量でした。


東京ドームを、でかいスナックに見立てて、カラオケのスタンダードナンバーを、JUJUではなく、あくまでスナックJUJUのママが唄うという設定で、数々のゲストは登場しますが、ほぼでずっぱりの唄いっぱなしです。


イントロが流れただけで、全てわかりました。まあ、どの曲もスタンダードナンバーばかりですから、当然といえば当然なのですが、いい選曲でした。スナックですから、圧倒的に艶っぽい曲が多いのです。初っぱなから、「二人でお酒を」に「メモリーグラス」ですし、なにせ東京ドームで、「伊勢崎町ブルース」が聴けるのです。


以前、ワイドショーで小田和正さんを見て、愕然としたと書きました、小田さんが、彼女と腕を組むと、派手なヘルパーと要介護者のようでしたが、歌声はまだ充分なもので、安心いたしました。このコンサートを見に行ったとコメントを頂いたひげはなげさん、本当にいいものを見ましたね。私も、泣いてしまいました。


また、アンコール以外は、カバーに徹するというのは、大変勇気がいると思うのですが、彼女の歌唱力は、相当なものです。小田和正とのデュエットのあとの、メドレーの畳み掛けなど、ぞくぞくしました。


素晴らしいスナックでした。これなら、多少ぼられても、文句はありません。