先ほど掲載したブログは、昨日リアルタイムでドラマを見終わり、すぐに書いたものでした。


まだ、掲載してわずかですが、続々とコメント、いいねを頂いております。ありがとうございます。


ただ、勢いで書いたものですから、色々至らないところもありました。で、少し補足いたします。


ラスト近くの、大渡海の出版記念パーティーですが、柴田恭兵扮する松本先生は、リモートで登場いたします。ここで、ありし日の松本先生が、編集室のみんなに残したメッセージになる可能性もあったのです。


それを、あえて原作の逆をつきました。これは、英断だったと思います。食道がんにコロナの畳み掛けですから、いずれにせよ亡くなると思っておりましたが、先生が回復することで、希望が産まれました。原作のファンには怒られるかもしれませんが、私は、支持します。


マスクの生活は、今も続いているのです。だからこそ、未来を感じるものにしたのでしょう。


また、当初、池田エライザに野田洋次郎という、いわば畑違いのふたりをメインに据えて、大丈夫なのかと危惧しておりましたが、杞憂に終わりました。このおふたりで、本当に良かった。


最後にもうひとつ。


いつもは、オープニングで流れるタイトルですが、最終回ではエンディングに使われました。あの、鳥が海にとんでくるものです。

 

その時に、舟の下の波が、大渡海の装丁のように、文字になっておりました。ここのスタッフは、この作品を、心から愛しているのだと思いました。


その文章は、ご自分の眼で確認してください。