今日の、「虎に翼」は、実に面白かった。
存続の危機にある、女子部をアピールするたて、伊藤沙莉扮する寅子を筆頭に、学園祭で、法廷劇を行うのですが、男子の学生から頻繁にヤジが入ります。
寅子たちは我慢しておりましたが、土居志央梨扮するヨネがついにきれ、男子に詰め寄りますが、逆に押し倒されてしまい、寅子が絶叫するのですが、そこで一緒に、ナレーションの尾野真千子も、「舞台降りたらだめー!」と絶叫するのです。
こんなナレーション、初めて聞きました。普通のナレーションは、説明に終始するものなのですが、尾野真千子のナレーションには、人格があるのです。だから、時に寅子を応援したりしておりました。
それが、「だめー!」です。しかも、寅子がストップモーションになり、ナレーションの絶叫で終わるのです。こんな終わり方、あります?
何度も書きましたが、このドラマにおける尾野真千子のナレーションは絶品です。そして、彼女のナレーションは、この作品に、なくてはならないものになっております。