かつて、月9で放送された、「PICU」が、スペシャルドラマとして、続きが放送されました。かつてのPICUの面々は、続けて登場し、研修医として、新人ふたりも配属されました。


そのうちの男性は、どこかで見たことがあると思いましたら、「下剋上球児」で、野球部の日沖を演じていた、小林虎之介でした。


連ドラのときの、患者の子供達も、引き続き治療されており、そこに礼文島で交通事故に巻き込まれた子供ふたりと、産んですぐに捨てられていた、名前すらない乳児も搬送されてまいりました。


このドラマは、吉沢亮扮する志子田武四郎の、医師としての成長を描いていくのですが、志子田先生も、だいぶ戦力になってきており、その分、新人研修医の面倒くささが、強調されております。


テレビドラマにおいて、私はこの作品が、吉沢亮の現時点のベストだと思っております。また、安田顕を筆頭にして、木村文乃、高梨臨、正名僕造、甲本雅裕、中尾明慶というチームも、実にいいバランスです。


連ドラもそうでしたが、相手は子供なので、みんながみんな助かるわけではありません。それでも、全力を尽くし、あらゆる方法を考え、命を救おうとする、PICUの面々には、共感しかありません。


スーパードクターなど、そんなにいるわけではないのです。愚直に子供に向き合う彼らを描いた、こういうドラマのほうが、私好みです。


※知事役の菊地凛子が出ていないと思っておりましたら、真裏の、「花咲舞が黙ってない」に出ておりました。