各方面から絶賛されている、「不適切にもほどがある」が、いよいよ明日、最終回を迎えます。


阿部サダヲ扮する市郎と、河合優実扮する純子の親子は、九年後の阪神淡路大震災で、亡くなる運命なのですが、最終回でどういう結末になるか、注目を集めております。


最大のポイントは、市郎が、自分たちの運命を知ってしまっているということです。純子が誰と結婚して、娘を産み、神戸で死ぬことまで、全てわかっているのです。


シンプルに考えれば、神戸に行かなければ良いだけのことなのですが、彼らが死ななければ、未来がまるで変わってしまいます。


このてのドラマで、良く使う手は、何らかの原因で、未来の記憶が消えてしまうというものです。ただ、宮藤官九郎が、そんなに単純な手を使うとは、私には思えないのです。


今までの、タイムリープものの法則を、悉く無視してきた宮藤官九郎が、どう決着をつけるよか、実に楽しみです。


※そこで、ゲストの大ベテランの小野武彦が、鍵を握っていると睨んでおります。