アメリカの、本家、「アカデミー賞」が始まりました。今日は、途中までは見られます。


もうね、エンターテイメントに対する志の差を、オープニングだけで、嫌というほど思いしらされます。


今年のノミネートされた作品が、ダイジェストで流されるのですが、その編集が素晴らしい。「ゴジラ」も、「君たちはどう生きるか」も、ちゃんと入っておりました。


お金も時間も、そして志も、日本のそれとは、まるで違います。しかも、そのダイジェストのラストには、ちゃんとバービーに扮したマーゴットロビーが、司会をつとめるジミーキンメルと、ふたりでわざわざ絡みを撮影しているのです。


ただ、俳優を並べ、椅子に座らせてだらだらと質問をするだけの、日本アカデミー賞とは、何もかもが違います。お金をかけられなちなら、せめて頭を使いなさいよ。


先程、助演女優賞の発表がありましたが、昨年の、ジェイミー  リー  カーティスを筆頭に、歴代の助演女優賞の受賞者が、プレゼンテーターとして五人も出てまいりました。しかも、そのなかには、「ウエスト・サイド物語」の、リタモレノまでいるのです!


そして、たった今、長編アニメの発表がありましたが、「君たちはどう生きるか」が受賞いたしました。残念ながら、宮崎駿も鈴木敏夫も会場におらず、スピーチはなしでした。


これから、ビリーアイリッシュが、唄うそうです。時間の許す限り、本場のエンターテイメントを堪能いたします。