お久しぶりです。と、いっても数日ぶりですが。


少々、体調を崩しておりました。ブログが更新されないことで、あちこちから、お気遣いを頂き、ありがとうございました。  ただ、ブログの更新頻度は、しばらくの間、かなり落ちると思います。


で、「不適切にもほどがある」です。


このドラマは、勿論宮藤官九郎のドラマでありますが、同じように、宮藤官九郎と数々の名作を作り上げてきた、名プロデューサー、磯山晶のドラマでもあります。


「池袋ウエストゲートパーク」、「木更津キャッツアイ」、「タイガー&ドラゴン」、そして、「俺の家の話」など、TBSにおける、宮藤官九郎の作品は、磯山プロデューサーが手掛けてまいりました。


そして、「あまちゃん」を見て、本気で悔しがったと言われている彼女が、宮藤官九郎との集大成とも言える作品に到達いたしました。


昨日の回では、池田成志扮する、かつて一世を風靡した、脚本家、エモケンが登場しましたが、風貌が、トレンディドラマで名をはせた、某脚本家にそっくりなのが笑わせます。


河合優実扮する、一人娘の順子の未来を知ってしまい、阿部サダヲ扮する市郎は、ひとり、思い悩みます。


ある日、意を決して、一旦1986年に戻り、市郎は順子を未来に連れていきました。特に、仲里依紗扮する、娘の渚と、古田新太扮する、夫のゆずると対面するところは、笑わせながらも、感慨深いものがありました。渚は、自分より年下の母親と逢うのです。しかも、彼女には、母親の記憶はほとんどないのです。


相変わらず、会話のひとつひとつが抱腹絶倒で、またしても三原順子の国会議員ネタで、「顔はヤバいよ、ボディやんなよ」の山田麗子のセリフや、加藤茶の再婚ネタなど、確かに当時は信じられないようなことばかりです。マッチは、色々あってレーサーになった、も、笑わせます。


池田成志扮する脚本家のキャラクターには、宮藤官九郎自身も入っており、新橋SLパーク(!)の主人公の決め台詞が、「あたりさわりねえ!」だの(IWGPのほうは、めんどくせーです)、とにかく油断なりません。


来週の予告では、美容師として、岡田将生が登場するのと、何より、河合優実が、本来の髪型になるようで、彼女の可愛らしさに驚愕するでしょう。


※脚本家のエモケンが、「霞町に飲みに行く」と言うのも、さすがだと思いました。昔のテレビ屋は、西麻布なんて言いません。あの界隈は、あくまで霞町なのです。