これまた、いいドラマが始まりました。


先日、始まることを書いた、「舟を編む」です。主演は、池田エライザと野田洋次郎です。映画は、馬締を演じた、松田龍平がクレジットのトップでしたが、ドラマは、みどりを演じる、池田エライザがトップです。


ドラマは、みどりが号泣するシーンから始まります。これが何を意味していたかは、最後にわかります。


読者モデルあがりで、ファッション雑誌の編集を担当しているみどりは、雑誌の廃刊に伴い、辞書の編纂に移動になります。


辞書に全く興味などなかったみどりは、まるで勝手が違うことに戸惑い、大抜擢なのだと伝えてきた、伊藤歩扮する編集長に、クレームまでつけました。


みどりには、鈴木伸之扮する、同棲している恋人がおりますが、あることで小さないさかいが生じます。彼は気分を害しましたが、みどりには、なぜかがわかりません。


みどりは、自分の歓迎会で、柴田恭兵や岩松了が扮する、辞書作りのベテランと会い、自分の言い方の癖を指摘されます。辞書で調べることを薦められ、その言葉が、相手を傷つけていたことに、初めて気付きました。


このドラマは、全10話ですので、映画よりもかなり深く掘り下げられます。野田洋次郎扮する馬締も、見事に辞書オタクに化けておりましたし、同僚の渡辺真起子、前田旺志郎、それぞれ実にいい。


日曜10時は、テレビ朝日がドラマを始めて、一年になりますが、打率でいえば、このBS-NHKのほうが、遥かに上です。と、いうか、こちらは驚異的な打率です。ほとんど外れがありません。


これまた、必見です。


※みどりは、まだファッション雑誌の編集の気分が抜けておらず、非常におしゃれな服を着こなしております。


これから、どういう服装になるか、こちらも楽しみです。