「さよなら、マエストロ」は、依然好調です。


西島秀俊扮する、俊平が率いるオーケストラは、新しい楽曲の練習に励みますが、新たに参加した、佐藤緋美扮する蓮が、演奏に対して妥協を許さず、他の団員と摩擦が生じます。


芦田愛菜扮する、俊平の娘、響との仲も、全く回復しません。さらに、練習のために借りていた会場で、市民の皆さんを呼んで、コンサートを企画するのですが、市長の横やりで、その日のその時間に、メンテナンスが行われることになり、俊平たちは、コンサート会場を失います。しかし、、、というお話でした。


なんでしょう?西島秀俊がいるだけで、私など、安心して見ていられるのです。大島里美の脚本も、淀みがないというか、全く退屈させません。


コンサート会場がなけれぱ、屋外で演奏することを提案し、宮沢氷魚扮する大輝の演奏の長所を見つけて、音楽で楽しむことを再認識させ、クレームをつけていた蓮すら、次第に心を開いていきます。


ドラマのタイトルが、「さよなら、マエストロ」ですから、いずれは市民オーケストラから去るのでしょうが、この展開ならば、ハッピーエンドは間違いありません。


今期のドラマは、TBSの独壇場ですね。


※俊平の指揮の仕方が、とおりいっぺんのものではなく、とにかく楽しそうなのです。


東京音大が全面バックアップしているそうですから、おかしなものにはならないのでしょう。