やはり、批判が殺到したようですね。


一昨日の、「水曜日のダウンタウン」は酷かった。テレビの取材が入っていない飲食店を、四軒続けて見つけるまで帰れないという企画が、そもそもどうしようもない代物なのですが、その企画に参加した芸人どもの発言が、最悪でした。


この店なら、絶対に取材になど来るわけがないとか、失礼極まりない物言いでした。放送を、お店の方々が見るという、ごく当たり前の感覚がない。


特に、オードリーの春日は最悪でした。恐らくスタッフに言わされているのでしょうが、お店側への配慮がまるでありませんでした。あれは侮辱です。


「水曜日のダウンタウン」というバラエティーは、なかなか攻めた企画を連発しておりますが、今回に限っては、救いようがありません。


お店には、ずっと暖簾を守ってきた店主がおり、その家族がおり、従業員がおります。さらに、その営みを続けてきたということは、お客さんがいるということです。しかも、彼らもこの特集を見るのです。そんな当たり前のことが、奴らにはわからない。


この番組の連中は、彼ら全てを冒涜しました。これは、一発で打ち切りレベルだと、私個人では思っております。


だいたい、テレビで取り上げられる店イコール良い店ということ自体が、思い上がりも甚だしい。メディアに取り上げられたことで、随分鼻っ柱が強くなり、その後廃業したお店を、私はいくつも知っております。


私の行きつけにも、店構えは良いとは言えませんが、味は間違いないところがあります。そんなところは、逆にテレビなど、こないほうがいい。


これは、何度か書きましたが、そもそもテレビ屋自身が、テメエらの行きつけの店など、絶対に取り上げないではないですか。理由は単純で、これ以上混まれては、自分たちが入れなくなるからです。


東京で、メディアに一切取り上げられず、半世紀も続けられるというのは、よっぽど愛されているということの証だと思います。


あんたら、そんなに偉いのか?