昨日から、唐沢寿明の「白い巨塔」が始まりました。それは、有難いのですが、初回に関して言えば、カットされておりました。


ネットによれば、初回は15分延長だったそうですが、普通に一時間で放送されましたし、あれ?というシーンが、いくつかありました。


何より、唐沢寿明扮する財前の母親である、池内淳子が、エンディングでクレジットされているにも関わらず、出番はそっくりありませんでした。まるまるカットされたのでしょう。


BSなので、ひょっとしたらと思っていたのですが、ノーカットで見るためには、やはりDVDか配信で見るしかないということなのでしょうか?


ただ、数年ぶりに見る、「白い巨塔」は、かなり覚えているのですが、やはり面白かった。田宮二郎版が名作で、あれを超えることは厳しいと言われておりましたので、演じる役者、スタッフの気概が伝わってまいります。


このドラマ以降、リメイクも含めて、幾多の医療ドラマが作られましたが、これ以上のものはないと思います。


※確か、「とくダネ」だったと思いますが、コメンテーターとして出演していた、田宮版で里見助教授を演じた山本學が、「どうして、いまの俳優は、大袈裟な演技に走るのでしょう?」と発言して、その後、コメンテーターとして登場しなくなったのを覚えております。