昨日は、私の住んでいる地方の、とある中核都市で、高速バスを乗り継ぎました。


乗り継ぐ間、二時間弱ありましたので、少し駅前を、ぶらぶらしておりました。


元旦ですから、デパート、飲食店の類いは、ほとんど閉店しておりました。それが、本来の姿だと思います。元日に営業するということは、それだけ働かなければならない人達が、増えるということです。せめて、元日くらいは、休める人達が増えるべきです。


吉野家のような、年中無休のお店はやっておりましたが、どこも長い行列でした。それと、圧倒的に多かったのが、インバウンドの人達です。駅の近辺は、外国人のほうが、多かったと思います。


では、そこに住んでいる人達は、どこへもいかないかと言えば、それは少し違っており、バスから眺めた光景では、パチンコ屋と、どこでも元日営業している、イオンの駐車場は、びっしりでした。


ただ、私の地元と、根本的に違うのは、イオン以外の選択肢があるということで、一日待てば、百貨店も駅ビルも、営業するのです。今や、地方は、イオンしかないのです。ヨーカドーも、地元の百貨店も、撤退したり、廃業してしまったのです。


だったら、元日など、営業しなければいいのに。


私が幼かったころ、お年玉をもらって、使いたくて仕方ないのですが、どこもお店はやっておりませんでした。コンビニなどもありません。だから、元日だけは、我慢するしかなかったのです。


亡くなった父は、江戸時代だって、丁稚奉公の小僧は、お盆と正月だけは休めた。今は、江戸時代よりひどいというのが、口癖でした。私も、そう思います。