「下剋上球児」の視聴率が、「VIVANT」に比べて低いと、わあわあ批判されておりますが、「どうする家康」と、ほとんど変わらないのですから、大したものです。


昨日は、ラス前で、かつての恩師だった、松平健扮する賀門監督率いる星葉高校と、準決勝で対戦いたしました。まるまる一話が、野球の試合です。


黒木華扮する山住先生が怪我をするは、色々なエピソードがてんこ盛りでしたが、野球そのものは、奇をてらうことなく、きちんと描きました。当初は、打線の変更や、先発ピッチャーを、根室に変えるなど、鈴木亮平扮する南雲監督は、様々な策を打ってまいります。それは、まともで当たっては、勝てないと思っていたからです。


ただし、エースの犬塚は、ジョーカーとしてとっておき、ここしかないという場面で、代打で使うつもりでした。そして、それは、ずばりと当たり、散々文句を言っていた、小日向文世扮する犬塚のじいちゃんも、「すごい」と、納得するしかありませんでした。


いよいよ決勝戦で、勝てば甲子園ですが、なにやらまた、問題が生じたようです。恐らく、お金でしょう。小泉孝太郎扮する校長が、試算表のようなものを、持っておりました。


公立の弱小校は、そもそも甲子園に行くことなど、想定しておりませんから、いざ甲子園に行くとなると、色々大変なのです。まあ、三重県という設定ですから、そうはいっても、そこまで遠くはないので、何とか寄付などで、かき集めるでしょう。犬塚のじいちゃんも、気を取り直したので、大金を寄付するのではないでしょうか?


怪我人も出て、満身創痍の越山高校ですが、結果がわかっていても、大変面白いです。


※準決勝の実況と解説は、あの!南波アナウンサーと、あの!!田中将大でした。なかなか、とんでもないことを、仕掛けてまいります。田中将大は、勿論本人役ではなく、恐らくは、星葉のOBの田中さんです。